スイカの栄養素

 

スイカは英語で「ウォーターメロン」とも呼ばれており、つまりそれ程にスイカは水分が多いということです。実際には水分が90%で残り10%が糖分となります。ほとんどが水分なので、当然非常にみずみずしさが特徴です。

 

しかしいろいろな健康成分も含まれています。健康効果が特に高い栄養成分(可食部100g中)となるのは、カリウム、β-カロテンなどで、注目成分となっているシトルリンも含まれています。

 

含有成分のそれぞれの健康効果、美容効果の詳細は後述しますが、全体的な健康効果を挙げると、心筋梗塞予防、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、がん予防、むくみの解消、利尿作用、などとなります。そして何と言ってもスイカは夏の果物の代表で、熱中症予防や、暑い夏の活力をフォローしてくれる風物師的な果物でもあります。食物繊維も豊富です。腸の働きを活性化させる食物繊維は便秘解消にはもってこいで。また、腸内に便が余計に滞ると体内に毒素が溜まるともいわれていますが、食物繊維はそれを体外に排出する作用があり、いわゆるデトックス効果も期待できます。

 

もともとスイカは一度に食べる量が結構多くなります。こうして水分摂取量も増えますが、それに比例して、その他の成分の摂取量も増えていきます。ただし、スイカには体を冷やす作用もあるので、あまりにスイカを食べ過ぎるというようなことは控えましょう。デザートや間食には勿論最適です。